ねこさんの趣味じゃー

趣味のヨット、バイク、プラモ・・・他

自分はどうありたいか。

仕事の帰り、空をみる。濃い紺色に変わっていく様を綺麗だと思うそんな自分でい続けたい。    ずっと、気持ちの余裕のない生活だった。息をしていない。。あるときふと空を見た。そ青く遠く澄んでいる。いつからこうやって空を見ていないんだろうと思うと、とてつもなく寂しくなった。変わりたい。こんなままじゃダメだと思った。それから、毎日、とにかくカメラを片手から離さないでシャッターを切る。同じ場所でも季節、時間によって全く様相が変わる。道端の草花や看板にも目が離せない。カメラは、単なる手段でファインダーを通して同じ場所、同じ時間を何気にやり過ごさないでいたい。あーこんな景色があるのだと感じられる私は幸せなんだなぁ

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漫画 「ベルセルク」

今、41巻までコミックスが出版されている。この原作者三浦建太郎は、2021年5月に亡くなられている。

この作者が亡くなられてからこの作品を知って読んだ。大変ヘビーなダークファンタジーで、ストーリーもだが絵が濃厚すぎて圧巻される。命を削って一つ一つのシーンを描かれているように1本1本の線が生きている。この話には、2人の主人公は、ガッツとグリフィス。ガッツは、屍から生まれ傭兵に拾われて戦うことしか知らない孤独な幼少期から青年期を過ごす。グリフィスも貧困層の生まれだが自分の国を持つという夢がある。女性と見間違えるほど美しい容姿、明晰な頭脳、優れた剣術とずば抜けたカリスマ性を持つ。この2人の出会いから始まる。

アニメも漫画も現在発行されているまでを読み切って気持ちがstoryに入り込みすぎて自分の現実と曖昧なところにいるようで落ち着かない。

ガッツが切なくて愛おしくて目が離せない。   

少し時間をあけて再度読み直してみたい。多分色々取りこぼしがあるだろうから違った感じ方ができると思う。

心臓が鷲掴みされるような感動を受けた作品は最近では「進撃の巨人」「キングダム」「十二国記」「バナナフィッシュ 」「最遊記」…がある。人間の奥に潜んでいるブラックフォールを覗いて魂が震えてしまうっていう感じか。話も絵も刺さりまくる。どの作品も作家が心身を削って生み出しているような感触を受ける。自身では作品を作ることはできないけれど、出会うことはできる。生涯どれだけの共鳴したものと出会えるかはわからないけれど心して触れていきたい。

すずめの戸締まり  映画 感想

2022年11月26日(土)八尾アリオ映画館

いってきます。いってらっしゃいと、いつも日常にある風景が、当たり前じゃなくなる天災。この物語が東日本大地震で母親を失ったすずめという高校生が主人公。戸締まり氏の青年と地震の元、みみずを押し込めるべく九州から東京、東北まで旅をする。あらすじも何も予備知識入れていないで観たのだが、不意打ちを食らったような言い難い感情に襲われ不覚にも嗚咽を漏らしてしまった。私は、天災で大切な家族や日常を失った経験はない。だから、その人たちの苦しみや悲しみは想像はできても理解できない。天災は、自然の条理で人がどう思っても抑えられるものでもないでも、誰しも生きる事を望み当たり前の日常が続くことを疑いたくない。戸締まり氏は、その自然の条理も踏まえてそれでも、どうか私達に生きる事を許されよと、祈る。この物語には、色々な思いが詰め込まれていた。母を探していた子供のすずめが母親の死を受け止めきれず咆哮する様になくシーンは、そうだ友人の死を受け止めきれず道端でへたり込み身栄えなく大声で大泣きした時の自分を思い出した。ああ、どうか自然の偉大さの中で生きるちっぽけな人間の私たちの何気ない毎日が1日1日を大切に生きれますようにと思う。

You have a strong wish, and your dream will come true.(強く願いを持つこと。そうすれば、きっと夢は叶う。)

I am 59 years old.
I am single and have two sons.
I am now unemployed, but until last month I worked for a car leasing company.
My job was to manage contracts, create documents, plan, and improve operations as an administrative staff member.
Now that my sons have graduated from school and started working, I myself thought that I needed to reset my life and look again.

It all started two years ago.
I wanted to go to Africa.
Why Africa? And friends ask.
I can't answer why I want to go to Africa.
Speaking of vulgar terms, longing for the earth.
In one story, the hero's father pursues the Garden of God, which suddenly has a vast flower garden in the desert of Africa, and travels with his beloved family to visit.
The garden disappears in one to two weeks.
And the falling starry sky.
It may have been a childish purpose, but someday I changed to want to go.
It had the money, time, and it wasn't realistic for parents with a college son.
My friend said to me, "You have a strong wish, and you will surely come true."

私は、59歳です。
独身で2人の息子がいます。
今は無職ですが先月まで自動車のリース会社に勤めていました。
私の仕事は、管理者のスタッフとして、契約書管理、資料作成、企画、業務改善など行っていました。
息子たちが、学校を卒業し働き出した今、私自身、自分の人生をもう一度リセットし見つめなおす必要があると考えました。

全ての始まりは、2年前。
私は、アフリカに行きたいと考えていた。
何故、アフリカ?と友達は聞く。
私も、何故アフリカに行きたいという思いが募るのかうまく答えられない。
俗物的に言えば、大地への憧れ。
ある物語に、主人公の父が、アフリカの砂漠にある日突然広大な花園が現れる「神の庭」を追い求め、愛する家族と訪れたいと旅をする。
その花園は、1から2週間に表れて消える。
そして、降るような星空。
子供じみた目的かもしれないが、いつしか、行きたいに変わった。
それには、資金、時間がいるし、現実、大学生の息子をもつ親としては現実的ではなかった。
私の友人が私に「強く願いを持つことだよ。そうすれば、きっと叶う」といった。

 

全人間失格

2019年12月7日

(全人間失格)
大阪難波TOHOで16時からの上映。
未来の日本が舞台。
病院がなく、医者がおらず、
長寿が当たり前になって、病気、怪我をしても遠隔操作のシステムで治癒。
そんな背景で物語は進む。
人間の寿命さえもコントロールされ、死ぬ事もできない世界。そこに人間の幸せはあるのか?
物語の中で、何が正義で何が悪なのかだんだんわからなくなっていく。ただ、人間の生きるとは何かを深く考えさせられる映画だった。
今年見た映画の中で衝撃的な作品ベスト3に入ると思う。
いくつになっても死は、恐ろしいものかもしれない。だからこそ生きることが尊いものになることを考えさせられる。
上映が終わったても、しばらく動けず泣きたくなった。
私は、最後の時を迎えた時に後悔がない人生だったと、精一杯生きたと言えるような自分でありたい。

(全人間失格) 大阪難波TOHOで16時からの上映。 未来の日本が舞台。 病院がなく、医者がおらず、 長寿が当たり前になって、病気、怪我をしても遠隔操作のシステムで治癒。 そんな背景で物語は進む。 人間の寿命さえもコントロールされ、死ぬ事もできない世界。そこに人間の幸せはあるのか? 物語の中で、何が正義で何が悪なのかだんだんわからなくなっていく。ただ、人間の生きるとは何かを深く考えさせられる映画だった。 今年見た映画の中で衝撃的な作品ベスト3に入ると思う。 いくつになっても死は、恐ろしいものかもしれない。だからこそ生きることが尊いものになることを考えさせられる。 上映が終わったても、しばらく動けず泣きたくなった。 私は、最後の時を迎えた時に後悔がない人生だったと、精一杯生きたと言えるような自分でありたい。

H Pより

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芦屋沖にて

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11月の土曜日の午後。

学生のボート部とヨット部

一年で一番美しい午後

海上は、私1人。

聞こえるのは、ハルが水を切る音、風の音。

キラキラと日差しを受けた海面が眩しい。

2018.11.24